今、すごく小説を書きたい気分です

　うああ、静まれっ！　俺の右手よ！

　小説を書きたい気分です。
　他の人ががんばっている姿を見ると、自分もがんばらなきゃなって思うことがありますよね。まさにそれなんです。
　今年はまじめに執筆した覚えがありません。ですから、これを機にがんばってみようかな、と思いました。
　夏休みまで、「俺は小説家を目指していていいのだろうか……」とかくだらない（悩みの中ではちっともくだらなくなんてなかったが）悩みに頭を無駄遣いしていました。一人で東京に行ったことにより、悩みは解決しました。
　というか、夏休み中は精神がいつも以上におかしかったなぁ。学んだことは失恋は人を狂わせます。自分に自信はないのに、プライドだけ高いとわざと自分を悪い方向へ持っていこうと、追い詰めようとしてしまいます。そうして、ひとつの悪い状況から目を背け、もっと悪い状況だけを見ようとします。一種の逃避と自虐行動です。
　はやく黒歴史にピリオドを付けたいですなぁ。

　そんなこんなで何か執筆しよう！
　というのが、今の俺の心境です。
　もっとも、学生である今、時間は限られてるゆえ、何かに応募しようとすると錯乱するので気休め程度に書きましょう。
　一話完結の連載小説でもいいかもしれません。
　しかも、趣味と読者サービスの割合は１０対０くらいで。自分のために一筆振るってみようじゃないですか。
　あぁっ、体温あがってきたーっ

　最初にヒロインがいて、そこに主人公がいて、何か二人で問題にぶつかって、解決しながら成長していく物語。というストーリーラインにしますね。
　アクセントとして、ハニワ。

　こんなもんでいいか。
　ここだけは変えないで行こうという、部分を軽く決めて、いざキャラ決め！

ヒロイン
はにわ。
古代より蘇る（古代少女ドグちゃんっぽい）
現代の日本語はうまく喋れず、口癖が「はにゃ」（おーい！　はに丸っぽい、むしろＣＣさくらか）
見た目は１６歳ほど。
埋め立て工事の前夜、主人公に発掘された。元いた時代、元いた場所に帰りたいと思っている。

主人公
人間。
高校生。学校ではイケメン。
実は古墳オタクだが、隠し通している。高校の選び方も歴史部が盛んな学校を選んでいる（歴史部には所属していない）。
ヒロインとの出会いで、徐々に古墳好きな自分を見つめなおしていく。

　こんなもんかな。
　主人公は井上和郎さんの「葵DESTRUCTION!」にあった「フルスクラッチ・エイジ」の主人公を参考に。あくまで、参考にしました。
　ヒロインはまあ、……ナギ様？
　既存のキャラに被るなんて当たり前のこと。だったら、既存のキャラをアレンジすればパクリとは言われんだろうという甘い考えの下、キャラを制作しております。いろいろごっちゃにすれば作品全体をパクリ呼ばわりできないのです。パクリの集合体とでも言いましょうか、俺の作品は。
　あ。
　名前付けていませんでしたね。なににしましょう？

　はにわ→はにー
　考古学→江湖ガク

　これでよし。
　どうだ、これが俺のネーミングセンスさ（笑）
　タイトルを決めましょうか。名前以上に悩みますねー。最近流行りの「○○○○！」とかにしますかねぇ。それとも「○○の○○」という売れるらしい名前の付け方など。……じゃあ、混ぜるか。

　はにかみ！　近頃の若いモンは

　これでいいね。
　「近頃の若いものは」は「昔はよかった」でぐぐったらでた。ヒロインの口癖にしよう。
　「はにかみ！」は「Honey Coming」というギャルゲ（もといエロゲなんだが）から取ってきました。「Hsniwa Coming」ってことで「ハニワ、襲来」みたいなイメージです。
　それじゃ、執筆を始めたいと思います。
　俺の筆速は決して早いほうではないので、そんなスグにはできないです。……あと、無性に世界史のテスト勉強がしたいので、まだまだ閑静には時間が掛かりそうです。