東京マグニチュード8.0

東京マグニチュード8.0 (初回限定生産版) 第1巻 [BD] [Blu-ray] (2009/10/28) 花村怜美小林由美子 商品詳細を見る

◆基本データ
official
wikipedia

原作：オリジナル
放送開始：2009年7月10日 - 2009年9月18日
アニメーション制作：ボンズ　キネマシトラス
話数：全11話
世界観：現代
主要人物：兄妹、被災者
ジャンル１：シミューテッドリアリティ
ジャンル２：ホラー
キーワード：地震、東京、死
対象：一般向け

◆内容紹介（wikipediaより引用）※wikipwdiaにない場合は独自に作成しています。
2012年7月21日、土曜日。夏休み初日、中学1年生の小野沢未来は弟の悠貴のお守りとして一緒に東京のお台場へロボット展を見に来ていた。最近何かとイライラしていた未来は「こんな世界、こわれちゃえばいいのに。」とインターネットに書き込む。
その時、マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生し、地面が揺れた。レインボーブリッジの崩壊、東京タワーが倒壊するなど、東京が大きな被害を受けている中、未来と悠貴はお台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理の力を借りて世田谷の自宅へ帰ろうとする。


◆評価
総評：凡作
総点：６１
ストーリー構成：７
演出：４
脚本・台詞：９
作画：８
声優・演技：６
キャラクター：５
メカ・小道具・背景・美術：５
BGM・効果音：６
主題歌・挿入歌：５
人気：６

◆感想
　シミュレーテッドリアリティとは、実際に起こりうることを想定して書かれた物語のことです。つまり、関東大震災が実際に起きたらこうなりますと示しています。
　宮城の地震を味わってる俺としては怖いのですが、なにより怖いのはこの作品が今期最大のホラーだからです。
　ネタバレしないでおきますが、演出が下手なのでびっくりすることはなく、なにかかわいそうな気分になってくるだけです。いや、そういう意図があった演出なのでしょうか。どっちにしろ、地震は忘れ去られてしまいます。
　前半は地震中心の展開ですが、後半は被災者中心の展開になります。このアニメの示したいことは地震には気をつけろみたいなことでいいと思うんですが、いまいち表現しきれていません。どうせ気をつけても地震は起きます。だったら、震災後の的確な対応を放送して欲しかったです。
　あくまでリアリティ。想像上の空想でリアルでないのです。そこを履き違えずに見てみれば、十分楽しめる作品です。