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そう。
それは、予想の範疇を越えた。
予測、不能。
◆プロローグ
――中間試験2週間前
今日は、5月5日。子供の日だか、だんごの節句? 端午か? かしわ餅食うけどな。
そんなことより、今日は友人の別荘に遊びに行く予定だった。急がなきゃ。
……その夜。自宅にて。
「やっべ、明日から本気だそ」
翌日。
PCの電源を入れて、「よっしゃ、午後から勉強するぞ!」と心に誓った俺。
勉強してないと気づいた午後8時の俺。
◆第一章
――感じない危機感
カレンダーの3日後先に『中間試験』の文字があった。俺は置いてあるボールペンで、
『中間試験 午前授業』
と、書き込んだ。うん、午後から遊べそうだ。
土曜日は塾がある。もうすぐ辞める予定だ。講師にも伝えてある。いつも俺が塾に入ると、よそよそしい雰囲気が漂うから嫌いだ。だから、今日は家で自主勉強だ。
日曜日。前日に焦っても仕方がないと俺は達観していた。
◆第二章
――逸れた試験範囲
試験範囲を間違えてしまったようだ。学校、朝のS・H・Rにて。ちょうど土曜日に自主学習したところだった。あぁ、俺の3時間返せ。
◆第三章
――シャーペンの先に待つもの
一日目は、結局夢だった。数学は書いても書いても終わりはない。100以下の自然数全て示せとかw
{0、1、2、3、4、5……100}
俺、がんばった。がんばって全部書いて、約してもいいことに気づいた。(2)まで埋まってますけど。それと、友達から聞いたんだけど『0』は自然数に含まれないっぽい。夢……だろ……?
二日目。現代社会。
問題「スウェーデンの環境問題対策のやつの理念(スローガン)は何ですか?」
俺「『愛は地球を救う』だろ」
友「それ愛知万博w」
問題「非営利団体の略称は何ですか?」
俺「えぬ……NEOだっけ?」
友「ネオて……大丈夫?」
超恥ずかしいよ。
三日目の化学。すいへーりーべーぼくのふね……あとはしりまめん。
本気で寝てた。問題用紙にヨダレついてぶよぶよになった。解答用紙の右半分(組成式の計算)は白紙。先生、スンマセン。名前にミドルネームとして『С』を入れたの俺っす。
◆最終章
――越えられない壁、補習
40点以下は補習。おいおい、試験の半分白紙だぞ。どうやって41点以上取るんだよ? 書いたとこ完璧ってか? ……じゃあ、英文法は満点だ。なんせ、『?』は全部の問題に書いといたからな。
◆エピローグ
――『。』
この話は忠実に再現した脳内記録。ノンフィクションです。これを糧にして小説を書こうと思う。
◆あとがき
――→行方不明
で、ゲシュタルト崩壊って何?
それは、予想の範疇を越えた。
予測、不能。
◆プロローグ
――中間試験2週間前
今日は、5月5日。子供の日だか、だんごの節句? 端午か? かしわ餅食うけどな。
そんなことより、今日は友人の別荘に遊びに行く予定だった。急がなきゃ。
……その夜。自宅にて。
「やっべ、明日から本気だそ」
翌日。
PCの電源を入れて、「よっしゃ、午後から勉強するぞ!」と心に誓った俺。
勉強してないと気づいた午後8時の俺。
◆第一章
――感じない危機感
カレンダーの3日後先に『中間試験』の文字があった。俺は置いてあるボールペンで、
『
と、書き込んだ。うん、午後から遊べそうだ。
土曜日は塾がある。もうすぐ辞める予定だ。講師にも伝えてある。いつも俺が塾に入ると、よそよそしい雰囲気が漂うから嫌いだ。だから、今日は家で自主勉強だ。
日曜日。前日に焦っても仕方がないと俺は達観していた。
◆第二章
――逸れた試験範囲
試験範囲を間違えてしまったようだ。学校、朝のS・H・Rにて。ちょうど土曜日に自主学習したところだった。あぁ、俺の3時間返せ。
◆第三章
――シャーペンの先に待つもの
一日目は、結局夢だった。数学は書いても書いても終わりはない。100以下の自然数全て示せとかw
{0、1、2、3、4、5……100}
俺、がんばった。がんばって全部書いて、約してもいいことに気づいた。(2)まで埋まってますけど。それと、友達から聞いたんだけど『0』は自然数に含まれないっぽい。夢……だろ……?
二日目。現代社会。
問題「スウェーデンの環境問題対策のやつの理念(スローガン)は何ですか?」
俺「『愛は地球を救う』だろ」
友「それ愛知万博w」
問題「非営利団体の略称は何ですか?」
俺「えぬ……NEOだっけ?」
友「ネオて……大丈夫?」
超恥ずかしいよ。
三日目の化学。すいへーりーべーぼくのふね……あとはしりまめん。
本気で寝てた。問題用紙にヨダレついてぶよぶよになった。解答用紙の右半分(組成式の計算)は白紙。先生、スンマセン。名前にミドルネームとして『С』を入れたの俺っす。
◆最終章
――越えられない壁、補習
40点以下は補習。おいおい、試験の半分白紙だぞ。どうやって41点以上取るんだよ? 書いたとこ完璧ってか? ……じゃあ、英文法は満点だ。なんせ、『?』は全部の問題に書いといたからな。
◆エピローグ
――『。』
この話は忠実に再現した脳内記録。ノンフィクションです。これを糧にして小説を書こうと思う。
◆あとがき
――→行方不明
で、ゲシュタルト崩壊って何?
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