11eyes-イレブンアイズ-

11eyes 1 初回限定特装版(DVD) (2009/12/25) 小野大輔後藤麻衣 商品詳細を見る

◆基本データ
oficial
wipipedia

原作：18禁ゲーム
放送開始：2009年10月6日 - 12月22日
アニメーション制作：動画工房
話数：全12話
世界観：現代ファンタジー
主要人物：オッドアイの少年、女の子がたくさん
ジャンル１：バトル
ジャンル２：伝奇
キーワード：厨二病、むしろ笑える、痛い、赤い夜、眼帯、俺の右目がうわああああ
対象：厨二病患者向け、オタク向け、男性向け、大人向け

◆内容紹介（wikipediaより引用）※wikipwdiaにない場合は独自に作成しています。
姉を失ってから怠惰な生活を過ごしていた主人公・皐月駆は幼馴染である水奈瀬ゆかと共に突如辺り一面が赤く染まった世界に引き込まれてしまう。 そして、同じくその世界に引き込まれた他の4人の少年少女と出会い、彼らの殲滅を目論む黒騎士たちの存在を知る。生き残るために、「赤い夜」を終わらせるために、黒騎士たちとの戦いが始まる。

◆評価
総評：不作
総点：３９
ストーリー構成：０
演出：２
脚本・台詞：１
作画：６
声優・演技：４
キャラクター：３
メカ・小道具・背景・美術：５
BGM・効果音：４
主題歌・挿入歌：６
人気：５

◆感想
　俺の右目がバーストストリーム。
　今年一番の厨二病アニメでした。もう笑うしかない。

　赤い夜などいろいろな設定が渦巻いていたが、なにもかもを丸投げにして物語を中断させてしまった。それでいて、厨二病と思われるような設定・言動が話題を呼び、真面目なのに笑える作品となった。別に笑わせるために作ったのではない。笑われるくらい真面目なだけなのだ。
　ただし、絵のレベルは高い。普通にかわいい絵を求めて見ることも視聴の理由の一つになる。それいエロシーンもある。さすがは１８禁ゲームが原作と言うわけだ。思わせぶりなエロを見せられるよりも本場物のエロのほうが刺激が強い。
　チープな世界とキャラクター。底の浅い心情描写。演出はカットが入ったりとまるでゲームのよう。
　ネタとして見る分には楽しめる。

○ストーリー面―The One Night and the fate of the red―
　基本的に何が起きているのか分からない。とりあえず、物語の流れをつかむことは難しいので、無理して物語の内容を知る必要はないようです。
　なんとなくそれっぽいなあ、ってのが多分答え。

○演出面―God is in the details―
　エロゲーにありげなカットイン、場面転換のインパクトのあるSEは良かったです。キャラに差す黒い影やユカのヤンデレ具合の表現も上手でした。
　緊迫感がないのは確か。視点を変えて表す方法は原作通りらしいが、アニメではそれはしょっちゅうなので上手く利用は出来なかったみたい。
　カメラアングルは状況の異常さを表現するために基本的に度アップなどを使います。通常見える部分を見えないようにして不安感を煽る手法ですね。また、注目すべき点を集めることにも有効です。

○キャラ・声優面―Represents the shape of the human form of soul―
　かわいいデザイン。
　好きなキャラはいないんですけど。
　ネタとしてユカのウザさとヤンデレさは使えるかも知れないが、人気の低さから盛りあがりに欠けるでしょう。

○関連記事―Chain―
▼アニメ感想
第1話　「赤い夜 〜pirose'jszaka」
第2話　「水晶の少女 〜egy lany -ban kistaly」
第3話　「孤独な誇り 〜egyedualallo buszkeseg」
第4話　「仮面の微笑 〜a doboz mogott maszk」
第5話　「友と明日のために 〜baratoknak, holnapra」
第6話　「心乱れて 〜szivtep.fajdalom」
第7話　「歪んだ覚醒 〜kanyargós ébredés」
第8話　「逢魔が時 〜félhomály öv」
第9話　「壊れた絆 〜törött kötés」
第10話　「魔女覚醒 〜bukott angyal」
第11話　「滅亡という選択 〜válogatott-hoz kialvás」
第12話　「闇夜の暁 〜a sötét hajnal」