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ひかりをすくう (光文社文庫)ひかりをすくう (光文社文庫)
(2009/06/11)
橋本 紡

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◆基本データ
著者:橋本 紡
イラスト:なし
出版:光文社
初版:2006/7/21
世界観:現代、都会と田舎
主要人物:大人
ジャンル1:日常
ジャンル2:生活
キーワード:パニック障害

◆あらすじ(amazonより抜粋)
智子は、仕事を辞めることにした。評価の高いグラフィックデザイナーだったが超多忙の生活を送るうちに、パニック障害になってしまったのだ。一緒に暮らす哲ちゃんも賛成してくれた。職場で知り合った哲ちゃんはひと足先に仕事を辞め、主夫として家事をこなしている。哲ちゃんは智子が最初にパニック障害で倒れたときも病院に付き添ってくれた、料理の上手なパートナーだ。
ふたりで都心から離れ、家賃の安いところで、しばらく定職を持たずに生活することにした。
 ひょんなことから不登校の女子中学生、小澤さんの家庭教師を始めることになった。そして、小澤さんがひろってきた捨て猫のマメ。3人と1匹の生活はつつましくも穏やかに続く。やがて薬を手放せなかった日々がだんだんと遠いものとなっていった。
 そんなある日、哲ちゃんの元妻から電話があって……。
『半分の月がのぼる空』『流れ星が消えないうちに』で多くの読者の共感を得た注目の著者、待望の書下ろし長編!

◆評価
総評:駄作
総点:32
ストーリー:5
文章:3
キャラ:4
意外性:3
世界観:3
テンポのよさ:3
オリジナリティ:2
ネーミング:3
背景:3
イラスト:3
その他:一般文芸
◆書評
 橋本紡と言えば、オチの悪さに定評のある作者という認識です。物語がベタで下手だと思います。……と言いましても、まだ俺は「半分の月がのぼる空」「リバーズエンド」「ひかりをすくう」しか読んでいませんが、他の本も似たようなものだと感じています。
 それでも、橋本さんの文章はどこか詩的でゆっくりじわじわと心にくるので、高い評価をしています。それも共感を得たときのみ、発生するようなので、今作は共感を得られなかったことによる失点が大きいですね。年齢層が高校生と著しく離れていること、語り手が女性なこと、主人公がパニック障害(それに準じる精神的限界を味わう苦痛)なことが共感を得にくくさせていました。ライトノベルと同じ作者だと思って騙された名無しさんなのです。
 俺は今作をよくわかっていないので、書評など付けられるはずもありません。
 大人になったら再読したい書庫に追加です。

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