移転しました。→http://noveldephantom.blog65.fc2.com/
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫) (2009/08/10) 伏見 つかさ 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:伏見 つかさ
イラスト:かんざきひろ
出版:電撃文庫
初版:2009/8/10
世界観:現代、オタク社会
ジャンル:コメディ
◆あらすじ(amazonより抜粋)
「人生相談、次で最後だから―」妹・桐乃から突然の最後通告をされたものの、あの野郎、肝心の相談内容については何も言ってきやしねえ。一方俺は、あやせの相談にのってやってコスプレ大会に同伴したり、久しぶりに麻奈実を家に呼んだらとんでもねーことになったり、沙織が開いた「ケータイ小説発売記念パーティ」に呼ばれて行ったら、何故か桐乃や黒猫やらがメイドのカッコして出迎えてきたりと騒々しい日々を送っていた。そのうち段々と俺も、あれは聞き間違いだったのかもなぁなんて思い始めていたんだが…。
◆評価
総評:良作
総点:76
ストーリー:7
文章:7
キャラ:8
意外性:8
世界観:7
テンポのよさ:10
オリジナリティ:8
ネーミング:7
背景:7
イラスト:7
その他:物語はこれで一区切り
◆書評
さまざまな作品からのパロディが登場している中、俺が特に注目したのはCROSS†CHANNELの「友情は見返りを――」「求めない」ですなぁ。一度でいいから、友人とやってみたいものです。
テンポのよさが最高にイイ作品です。コメディでの引き込み方が上手で、パロ以外に、意外な展開で引き込みます。笑いをもたらす文章はともかく、キャラ同士の掛け合いが面白いです。
視点の男が女に振り回されると、近年どこでも見かけるパターン小説+意外な設定で押し出した第一巻。意外な設定はどこまで保てるだろうか、疑問はありました。おそらく、4巻がピークなのではないかと……。2巻は新キャラの登場で現状を少し維持し、3巻はキャラを掘り下げる、こういった流れは常套手段でしょう。4巻でシメ、これでちょうどよい。ですが、この作品は続刊がでますよ〜、という終わり方をしています。作者の意に沿わない形で続けられて行きそうで先行き不安な気がします。ダラダラ続けるより、いいところでスパッと切ってしまうのが作品の劣化を防ぐコツであります軍曹殿。
作者の技量は高いと思います。笑える小説を書くことは難しいので、それを書ききる作者の伏見さんは技量が高いのだろうとお見受けしました。
アニメ化するとしたら、この巻で一区切りでしょうな。
ネタバレしたいのも山々ですが、まだまだ伏線が多いのでネタバレ紹介はやらないでおきます。
さまざまな作品からのパロディが登場している中、俺が特に注目したのはCROSS†CHANNELの「友情は見返りを――」「求めない」ですなぁ。一度でいいから、友人とやってみたいものです。
テンポのよさが最高にイイ作品です。コメディでの引き込み方が上手で、パロ以外に、意外な展開で引き込みます。笑いをもたらす文章はともかく、キャラ同士の掛け合いが面白いです。
視点の男が女に振り回されると、近年どこでも見かけるパターン小説+意外な設定で押し出した第一巻。意外な設定はどこまで保てるだろうか、疑問はありました。おそらく、4巻がピークなのではないかと……。2巻は新キャラの登場で現状を少し維持し、3巻はキャラを掘り下げる、こういった流れは常套手段でしょう。4巻でシメ、これでちょうどよい。ですが、この作品は続刊がでますよ〜、という終わり方をしています。作者の意に沿わない形で続けられて行きそうで先行き不安な気がします。ダラダラ続けるより、いいところでスパッと切ってしまうのが作品の劣化を防ぐコツであります軍曹殿。
作者の技量は高いと思います。笑える小説を書くことは難しいので、それを書ききる作者の伏見さんは技量が高いのだろうとお見受けしました。
アニメ化するとしたら、この巻で一区切りでしょうな。
ネタバレしたいのも山々ですが、まだまだ伏線が多いのでネタバレ紹介はやらないでおきます。
PR
Comment