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この作品は、友人Yから薦められて読んだものです。
「微妙に昭和っぽいところが面白い」とか、「オタクじゃなくても普通に読める」だそうです。
ラノベ読んだからってオタクじゃないと思うんだけどねー。
さて、これは第14回電撃小説大賞最終選考作だそうです。
僕が思うに、大賞を取った人より銀賞や最終選考作の人たちの方が続刊を出していく気がするのです。大賞の人でも続刊は出すと思いますが、二番目ってのは嫌でも一番にはなれないので、あがくわけです。大賞の人を抜こう抜こう、売上を伸ばそう……そうすることによって面白い作品は生まれていくのだと考えています。
だから、この作品に将来性があると思い、購入したわけです。
案の定、作者は『小説を書き続けること』が目標のようです。これは、必見。
中身は……どうだろうねえ。面白いところもありますが、全体的に見てストーリーがあやふやな感じがするのです。敵の目的というのが明確ではないですので、そうなるのだと。
あとは、セリフが多いのでさらっと読めてしまいますね。地の文も当り障りのない平凡な書き方でした。恐らく、コメディタッチの部分を地の文が打ち消してる感じがします。ヤマとタニの開きも少ないかもです。
今後の動向をチェックすることが一番のようです。
これからは、書評コーナーも増殖させていきたいと思います。
僕がどういったものを読んで執筆しているのか、そういったことを分かってもらうためです。
もしくは、こういう作品をどうおもうのか、といった一読者の視点から参考にしてみてください。
お役に立てるとは思いませんが、のらりくらりと書評をしていきたいと思います。
では。