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◆基本データ
著者:上遠野浩平
イラスト:緒方剛志
出版:電撃文庫
初版:1998年2月25日
ジャンル:現代ファンタジー
◆評価
ストーリー:5
文章:3
キャラ:4
意外性:4
総評:A
その他:評価するのが怖い作品だ……
◆あらすじ(電撃屋.comより抜粋)
君には夢があるかい? 残念ながら、ぼくにはそんなものはない。
でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、まだ自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きで知らずに他人に勇気を与えたりしている。
これはバラバラな話だ。 かなり不気味で、少し悲しい話だ。
……え? ぼくかい? ぼくの名は、“ブギーポップ”。
第4回 電撃ゲーム小説大賞<大賞> 受賞作品。
上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇怪な事件と、五つの奇妙な物語。
◆書評
言わずと知れた名作である。これは電撃文庫の方向性も確立させた。西尾維新や時雨沢恵一、奈須きのこなど著名な作品を残している作家たちを震撼させた。というか、これがもとで書いたとか、これがもとで応募する決意が固まったとかいろいろだ。
――すごいね。
私は「ほへー」ってな感じで流して読んだ。話の面白さというものがどうやら私にかみ合わなかったのかもしれない。それは一時的なものでもっと私が大人のときに読めば見解が変わったかもしれない。
ストーリー及び展開など、一つの話題を主軸にしてそれぞれの人物から真実を暴いていく。最後に話が被さり、エンドするというものだ。
私的なことだけど面白味を見出せずだらだら読んだことにより、印象は強く残っていない。