移転しました。→http://noveldephantom.blog65.fc2.com/
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Missing 神隠しの物語 (2001/07) 甲田 学人翠川 しん 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:甲田 学人
イラスト:翠川 しん
出版:電撃文庫
初版:2001/07
世界観:現代、学園、伝奇
主要人物:高校生、オカルトマニア、幽霊(←実際は幽霊じゃないけど)
ジャンル1:伝奇
ジャンル2:学園
キーワード:オカルト、伝奇、都市伝説、神隠し、ホラー、文学
対象:中高生向け
◆あらすじ(wikipediaより抜粋)
房総半島に位置する聖創学院大附属高校を舞台とし、文芸部に所属する高校2年生の男女5人と“神隠し”の少女をメインとして物語は展開する。ふとしたキッカケで次々に起こる怪現象や事件に学校は次第に蝕まれ、幾つもの“物語”が交錯して、そして段々と学校そのものが『異常』になっていく――。その中心に立つ“魔女”の“望み”とは何なのか?
物語は“感染”する――。その少女に関わる者は全てが“異界”へ消え失せるという怪異なる都市伝説。恋愛否定主義者の“魔王陛下”こと空目恭一の『彼女』と称される少女。その少女が突如現れたのをきっかけに、空目が姿を消してしまった……。残された文芸部の面々は、空目を取り戻す事が出来るのか? この話は、現代の“神隠し”の物語。
◆評価
総評:不作
総点:42
ストーリー:6
文章:5
キャラ:3
意外性:4
世界観:4
テンポのよさ:2
オリジナリティ:5
ネーミング:2
背景:5
イラスト:6
その他:ラノベだと思って、たかをくくったか!
◆書評
肌に合わない人には読み飽きると思います。俺がそうなんですけどね。
ストーリーは伝奇で、ミステリーです。だからこそ、あっと驚く仕掛けや謎解きをする山場を期待していたのですが、平坦な物語で中身がありません。ライトノベルにしては長めの物語なので、途中放棄した人もいるかもしれません。逆にこの手の小説が肌に合う人はどんどん作品にのめり込んで行くでしょう。
小説にはいろいろな楽しみ方があります。物語、文章、キャラクター……、この作品は世界観を楽しむ小説なんじゃないかと思います。確かにこの厨二病みたいな世界観は読んでて、魅力を感じますが、同時に入り込みにくく独特過ぎる感じも受けます。ここで抵抗を示してしまった人にはおすすめできない本ですね。
文章はかなり上手に思えましたが、読むのが辛い。くどくどと同じようなことを書かれても面白くもなんともないんですよね。さっさと物語を進めて欲しいんですよ。ただ、それが面白いと感じる人もいるわけでして、正否を問うことは出来ません。ひとついえることは、世界観にマッチした文章だということです。この世界観を良いものと感じれたならば、スイスイとこの文章に載せられてあっちの世界に連れて行かれると思います。
キャラは萌え系でもないし、魅力あるわけでもないです。気難しいキャラに偏りがあります。いろいろな視点から物語を読むことになるので、キャラに注目しづらいことこのうえありません。
ネーミング……いたたたた。毒される。むりやりとってつけたような二つ名と言いましょうか。ライトノベルとして発刊される際に変えられてしまった部分なのかなぁ、と思いました。雰囲気に微妙にズレている感じがします。
古い本ですね。
電撃拾い上げ組の一人の作品です。
俺にこういう作品はマジで向いてないです。川上稔さんの終わクロシリーズは最も肌に合いませんでした。次にダメだったのが神様ゲームシリーズです。この作者の他作品は断章のグリムしかないので、甲田さんの作品は新シリーズに期待したいですね……。
肌に合わない人には読み飽きると思います。俺がそうなんですけどね。
ストーリーは伝奇で、ミステリーです。だからこそ、あっと驚く仕掛けや謎解きをする山場を期待していたのですが、平坦な物語で中身がありません。ライトノベルにしては長めの物語なので、途中放棄した人もいるかもしれません。逆にこの手の小説が肌に合う人はどんどん作品にのめり込んで行くでしょう。
小説にはいろいろな楽しみ方があります。物語、文章、キャラクター……、この作品は世界観を楽しむ小説なんじゃないかと思います。確かにこの厨二病みたいな世界観は読んでて、魅力を感じますが、同時に入り込みにくく独特過ぎる感じも受けます。ここで抵抗を示してしまった人にはおすすめできない本ですね。
文章はかなり上手に思えましたが、読むのが辛い。くどくどと同じようなことを書かれても面白くもなんともないんですよね。さっさと物語を進めて欲しいんですよ。ただ、それが面白いと感じる人もいるわけでして、正否を問うことは出来ません。ひとついえることは、世界観にマッチした文章だということです。この世界観を良いものと感じれたならば、スイスイとこの文章に載せられてあっちの世界に連れて行かれると思います。
キャラは萌え系でもないし、魅力あるわけでもないです。気難しいキャラに偏りがあります。いろいろな視点から物語を読むことになるので、キャラに注目しづらいことこのうえありません。
ネーミング……いたたたた。毒される。むりやりとってつけたような二つ名と言いましょうか。ライトノベルとして発刊される際に変えられてしまった部分なのかなぁ、と思いました。雰囲気に微妙にズレている感じがします。
古い本ですね。
電撃拾い上げ組の一人の作品です。
俺にこういう作品はマジで向いてないです。川上稔さんの終わクロシリーズは最も肌に合いませんでした。次にダメだったのが神様ゲームシリーズです。この作者の他作品は断章のグリムしかないので、甲田さんの作品は新シリーズに期待したいですね……。
PR