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![]() | ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書 (MF文庫J) (2004/12) ヤマグチ ノボル兎塚 エイジ 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:ヤマグチ ノボル
イラスト: 兎塚 エイジ
出版:MF文庫J
初版:2004/12
世界観:剣と魔法のファンタジー
主要人物:魔法を使えない魔法使い、伝説の使い魔の剣士
ジャンル1:ラブコメ
ジャンル2:アドベンチャー
キーワード:三角関係、ハーレム、ゼロ戦、最強の魔法
対象:中高生向け、ツンデレラー御用達
◆あらすじ(amazonより抜粋)
異世界・ハルケギニアに使い魔として「召喚」されてしまった才人。可愛いけれど魔法の才能はゼロのご主人様・ルイズとともに、アンリエッタ王女から頼まれた任務を無事果たした。ルイズは自分を守るために戦ってくれた才人を意識しはじめ、着替えや洗濯を自分でやったりして、ちょっぴり優しく接するようになる。だが、才人は急に変わったルイズの態度に「嫌われて警戒されてる…」と勘違いして卑屈になってしまい、全然かみ合わない毎日が続いていた。そんな折、ルイズはアンリエッタの結婚式の巫女役を仰せつかる。巫女は『始祖の祈祷書』を持って詔をとなえるのが役目で、ルイズは学院長から『始祖の祈祷書』を預かるが…。
◆評価
総評:凡作
総点:63
ストーリー:7
文章:6
キャラ:8
意外性:5
世界観:5
テンポのよさ:6
オリジナリティ:6
ネーミング:6
背景:7
イラスト:7
◆書評
ゼロ魔シリーズ第三巻。
様子見だった1巻、シリアスだった2巻、ラブコメ色の強い3巻と来ました。学院の日常シーンを描いた部分が多く、そのシーンもルイズとサイトの勘違いで始終面白おかしく書かれています。
サイトに異性として興味を持ちはじめたルイズはサイトに優しくします。すると、サイトは2巻のときにルイズを襲ったせいで、自分を怖がっているんだと勘違いしてしまい、ルイズとは距離を置きつつ接していきます。この考えのすれ違いの書き方がとても面白く、笑いが漏れてしまいました。
メイドのシエスタの登場も大きくルイズの恋心を揺さぶりました。まだまだ恋なんて知らない小娘が恋敵までできてしまうハイペースな展開。ちょっとしたカオスではありますが、そこがなんともいえないくらい絶妙な笑いを引き出します。
まじめな話は虚無の力が使えるようになったこと。それにより、アルビオン王国を滅ぼした「レコン・キスタ」を倒したということ。
この部分はさらっと流れているように思います。ラストの締めで、戦争なんてものより今は恋の方が大事! というルイズがシエスタにいちゃつくサイトを取り返そうと駆けていくのです。
明らかにラブコメでしたね。
そろそろルイズがかわいいと感じてきている俺ですが、まだ叫ぶほどではないです。
ツンデレ……やばいよー。
あとがきには驚きの事実が!
ルイズ・フランソワーズという実在の人物をモデルにゼロ魔のルイズを作ったそうです。実在のモデルがいたなんて、驚くばかりです。だからこそ、世界観の設定もけっこう中世ヨーロッパっぽいのかな、と思いました。
まだまだ物語の風呂敷は大きくなりそうです。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
ゼロ魔シリーズ第三巻。
様子見だった1巻、シリアスだった2巻、ラブコメ色の強い3巻と来ました。学院の日常シーンを描いた部分が多く、そのシーンもルイズとサイトの勘違いで始終面白おかしく書かれています。
サイトに異性として興味を持ちはじめたルイズはサイトに優しくします。すると、サイトは2巻のときにルイズを襲ったせいで、自分を怖がっているんだと勘違いしてしまい、ルイズとは距離を置きつつ接していきます。この考えのすれ違いの書き方がとても面白く、笑いが漏れてしまいました。
メイドのシエスタの登場も大きくルイズの恋心を揺さぶりました。まだまだ恋なんて知らない小娘が恋敵までできてしまうハイペースな展開。ちょっとしたカオスではありますが、そこがなんともいえないくらい絶妙な笑いを引き出します。
まじめな話は虚無の力が使えるようになったこと。それにより、アルビオン王国を滅ぼした「レコン・キスタ」を倒したということ。
この部分はさらっと流れているように思います。ラストの締めで、戦争なんてものより今は恋の方が大事! というルイズがシエスタにいちゃつくサイトを取り返そうと駆けていくのです。
明らかにラブコメでしたね。
そろそろルイズがかわいいと感じてきている俺ですが、まだ叫ぶほどではないです。
ツンデレ……やばいよー。
あとがきには驚きの事実が!
ルイズ・フランソワーズという実在の人物をモデルにゼロ魔のルイズを作ったそうです。実在のモデルがいたなんて、驚くばかりです。だからこそ、世界観の設定もけっこう中世ヨーロッパっぽいのかな、と思いました。
まだまだ物語の風呂敷は大きくなりそうです。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
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