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ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン (MF文庫J) (2004/09/25) ヤマグチ ノボル 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:ヤマグチ ノボル
イラスト: 兎塚 エイジ
出版:MF文庫J
初版:2004/9/25
世界観:剣と魔法のファンタジー、戦争
主要人物:魔法使い、使い魔の剣士、兵士
ジャンル1:アドベンチャー
ジャンル2:恋愛
キーワード:許婚との約束、身分違いの恋、反逆者、空飛ぶ王国、剣VS魔法
対象:中高生向け
◆あらすじ(amazonより抜粋)
パーティでルイズと近づけた気がした才人だが、ルイズは相変わらず才人を下僕扱い。納得いかない才人は、ルイズとケンカばかりしていた。そんなある日、トリステインの王女アンリエッタが、フーケを捕らえたルイズたちの力を見込んで頼みごとを持ちかけてきた。隣国アルビオンの皇太子から、手紙を返してもらってほしいという。その手紙は決して他人に見られてはならないものらしい。引き受けた才人たちは、護衛のワルド子爵とともに出かけることに。このワルド、なんとルイズの婚約者で、ルイズの満更でもない様子が才人は気に食わない。ワルドに惚れたキュルケやタバサも加わって、旅が始まるが―!?大人気の使い魔コメディ第2弾。
◆評価
総評:凡作
総点:65
ストーリー:8
文章:6
キャラ:6
意外性:7
世界観:7
テンポのよさ:6
オリジナリティ:6
ネーミング:6
背景:7
イラスト:6
◆書評
ゼロ魔シリーズ第二巻。
可もなく不可もなく、無難な王道ファンタジー。それゆえに筋は通っていて、安心して読み進めることができます。その中でも、信頼を置いていたキャラの裏切りなど、ワクワクさせる展開も収録されています。同時に、第一巻にて主人公・才人とであった人々のうち数名が才人の仲間になってくれました。
第二巻で空を飛ぶ国を出したのは驚きです。空にあるものって隠されていたりするので、けっこうあとの方ででるのだろうと偏見を持って、読んでいたのですが、早めにでてきてしまい、驚きと期待で胸がいっぱいになりました。しかも、その世界には普通に誰でも知っていることだった、という世界観も違和感もありませんでした。
全体的にシリアスな展開ですが、もちろんラブコメしてる場面だってあるのですよ。
ルイズの許婚・ワルドが才人の恋のライバルになりますが、ワルドはすべてにおいて才人より上でした。それで、才人は「自分がルイズを守れるのか」と疑問に思ってしまう節が何度もあります。これにより、才人はルイズのことが好きなんだな、って私にも伝わってきて、どんどん才人を応援したくなりましたね。
ワルドVSサイト。
これは本当に熱くなりました。ハラハラドキドキの連続です。仲間だと思っていたワルドが敵で、ましてやアンリエッタの恋人を殺してしまうのですから。悪者なんだけど、落ち着いていて、確実な強さを誇っています。ですが、そこはサイト。伝説の剣・デルフリンガーは相手の魔法を吸い取る力があることが判明し、それで一発逆転。ワルドの腕を切ることに成功しました。
ここは読んでいて、躍動感がありました。どこか物悲しい、そんな舞台で決戦が行われる。終盤にかけての雰囲気やモチベーションが上がっていくさまは感動せざるを得ません。
決戦後のキス。
それで物語は静かに幕を閉じます。最後の最後まで、一定した雰囲気が壊されずに進行していました。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
ゼロ魔シリーズ第二巻。
可もなく不可もなく、無難な王道ファンタジー。それゆえに筋は通っていて、安心して読み進めることができます。その中でも、信頼を置いていたキャラの裏切りなど、ワクワクさせる展開も収録されています。同時に、第一巻にて主人公・才人とであった人々のうち数名が才人の仲間になってくれました。
第二巻で空を飛ぶ国を出したのは驚きです。空にあるものって隠されていたりするので、けっこうあとの方ででるのだろうと偏見を持って、読んでいたのですが、早めにでてきてしまい、驚きと期待で胸がいっぱいになりました。しかも、その世界には普通に誰でも知っていることだった、という世界観も違和感もありませんでした。
全体的にシリアスな展開ですが、もちろんラブコメしてる場面だってあるのですよ。
ルイズの許婚・ワルドが才人の恋のライバルになりますが、ワルドはすべてにおいて才人より上でした。それで、才人は「自分がルイズを守れるのか」と疑問に思ってしまう節が何度もあります。これにより、才人はルイズのことが好きなんだな、って私にも伝わってきて、どんどん才人を応援したくなりましたね。
ワルドVSサイト。
これは本当に熱くなりました。ハラハラドキドキの連続です。仲間だと思っていたワルドが敵で、ましてやアンリエッタの恋人を殺してしまうのですから。悪者なんだけど、落ち着いていて、確実な強さを誇っています。ですが、そこはサイト。伝説の剣・デルフリンガーは相手の魔法を吸い取る力があることが判明し、それで一発逆転。ワルドの腕を切ることに成功しました。
ここは読んでいて、躍動感がありました。どこか物悲しい、そんな舞台で決戦が行われる。終盤にかけての雰囲気やモチベーションが上がっていくさまは感動せざるを得ません。
決戦後のキス。
それで物語は静かに幕を閉じます。最後の最後まで、一定した雰囲気が壊されずに進行していました。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
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