CANAAN

CANAAN【1】 [DVD] (2009/10/21) 沢城みゆき坂本真綾 商品詳細を見る

◆基本データ
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wikipedia

原作：ゲーム
放送開始：2009年7月 - 9月
アニメーション制作：ピーエーワークス
話数：全13話
世界観：現代、中国、上海、裏社会、戦争
主要人物：戦闘代行人、カメラマン
ジャンル１：バトル
ジャンル２：戦争
キーワード：暴力、殺人ウイルス、邪気眼、拳銃、上海
対象：中高生向け

◆内容紹介（wikipediaより引用）※wikipwdiaにない場合は独自に作成しています。
独立している五感を同時に機能させる能力（共感覚）を持つ闘争代行人、カナンは「蛇」と呼ばれる生物兵器を扱うテロリストと対抗している。その最中に、かつての親友、マリアがやってきて、カナンは自分の存在の意味を見つめなおしていく。

◆評価
総評：良作
総点：７７
ストーリー構成：７
演出：８
脚本・台詞：８
作画：１０
声優・演技：１０
キャラクター：７
メカ・小道具・背景・美術：７
BGM・効果音：７
主題歌・挿入歌：８
人気：５

◆感想
　「true tears」「Angel Beats!」の制作を手がけるピーエーワークスの一作です。この制作会社はやっぱり安定した作画とぬるぬる動くことがウリですね。
　構成がいいですね。難しい話を上手くまとめていました。展開も遅すぎず早すぎず、ちょうどよいテンポでした。でも、面白いほどではないので、ストーリーを際立たせることまではできていなかったように思います。
　演出はバトルシーンがとても凝ったつくりになっていて、ぬるぬる動くキャラクターたちにめまぐるしい動きをするアングル。一瞬、驚かせられてしまう演出があり、テロリストとの対決をうまく描いていました。また、最終話のＥＤの入り方は絶妙に格好良く、鳥肌が立ちました。
　ストーリーはいたって普通に見れます。ハリウッド映画とかでありそうです。
　作画、美術はすばらしい作品です。それだけ、と言ってしまえばおしまいですが、このクオリティを維持し続けたのは評価に値します。
　田中理恵さんに敬礼。声優の凄さを思い知りました。戸松遥さんも演技が上手になってきたように思います。みゆきちはどのアニメでもお会いします。嫌いな声ではありませんし、耳に優しいです。
　幼女アルファルド萌え。カナンがいちばんかわいいかなぁ。
　ＯＰが異常に格好いい件。このＯＰを最終話でＥＤにも使用したので鳥肌が立ちました。ＥＤもなかなか作品に合った曲でした。
　チュンソフトから発売されている「428 〜封鎖された渋谷で〜」のおまけシナリオ２がアニメ化というなんとも微妙な位置づけの本作。ピーエーワークスは制作元請を原作通りにやらず、どこかを改良したり自作で作りますね。