ゆびさきミルクティー 2

ゆびさきミルクティー 2 (ジェッツコミックス) (2004/01/29) 宮野 ともちか 商品詳細を見る

　体の成長がキーとなります。
　主人公は男。だけど女装が趣味。その女装も身長が伸びて、声変わりまでしてしまい、趣味を楽しめなくなってしまう。
　ヒロインは中学生。いままで子供にしか見てなかったのに、それを女として見てしまうことには罪悪感を感じる。体も成長し、大人に近づく心。
　今まで通り接しようとする心の中には今までとは違う気持ちが混じります。
　由紀、ひだり、水面、三人の気持ちを群像劇のように表現して行きます。登場人物以上に読者はもどかしさを感じてしまいますね。

　女装少女について扱った記事がありますので紹介します。
ゆびさきミルクティー再開記念 女装美少年コミックまとめ特集（コスプレ衣装をメモするブログ）
　読んでみたい本が増えたー。
　フダンシズム、女装少年TSUGUMI、みずほアンビバレンツ、メイのないしょ、アスカはいぶりっど、ボク×カノ、少年メイド、放浪息子
　上のサイトで紹介されている漫画で、プラナス、けんぷファー、プリティフェイス、おとまほ、女装少女アンソロジー、かしましはアニメか原作で内容を知っています。
　つか、プリティフェイスを最後に俺は漫画を買うのをやめたんだよな……。
　女装少年で終わり、女装少年で始まる俺のまんが道。

　以前、俺は女装をしていましたが、あの感覚はとても気持ちよかったなあ。
　違う自分というより、変身したみたいな気分。自分が自分じゃない感じがするし、なんか悪いことしてるんじゃないかな……って不安になる。
　もしかすると、さきみるの主人公に俺は通ずるところがあったから、５年ぶりにこの本を買ってしまったのでしょうね。