神のみぞ知るセカイ４

神のみぞ知るセカイ 4 (少年サンデーコミックス) (2009/04/17) 若木 民喜 商品詳細を見る

１〜３まですでに読了済みだったが、特に感想を残していなかった眠れる獅子。
おもしろいよ。
漫画の書評はどうすればいいのか分からないので、落とし神のようにヒロインを愛することによって感想を付けていこうと思う。

第四巻における注目すべきキャラは小阪ちひろである。
彼女は裏表紙に載るほどのメインとなっている。若木氏がこの漫画を描く上でテーマとして「二次元視点で三次元を見る」というものだったらしい。そのためこのキャラクターの重要性、作者の意図するキャラクターとなるであろう。
おっと彼女のキャラクターポジションは背景である。そう、攻略対象とされないキャラを攻略しようという無謀さが溢れる現実攻略編なのだ。
まあ、そこはしっかり攻略してくれるのだから、よいのだ。なにより、主人公のひらめき方というものがカッコイイし。
とても愛されるキャラだろう。

まあ、俺はエルシィ派なんだがな。なんというか、妹になるために桂木の指を噛んで血を吸って「これで血の繋がった兄妹です」にはマジ萌えた。
妹ほしいよぉおおおおおおお。もちろん義理がいいんだが、血縁と言う垣根を越えてやってしまおうという背徳感も堪らないワケだ。
き、キモくて悪かったな……。

歩美などが桂木に興味を持っていくところとかなんかいいね。
しかし、桂木はそんな三次元女には興味を示さず、むしろフラグディバイターとなる。そういったバッサリ感というか、そこだけに集中して本気になれるのはすばらしいことだと思う。

Ｍ資金についてウィキから引用してやる。
M資金（エムしきん）とは、連合国軍最高司令官総司令部（GHQ）が占領下の日本で接収した財産などを基に、現在も極秘に運用されていると噂される秘密資金である。
おいおいｗ
サンデーって萌え系多いな。
ジャンプはＢＬかい？

もう君たち、大きいお友達を意識し過ぎなんじゃないのか？　とまあ、こういった本を支えるのは資金を持った大きいお友達なワケであるけど、これでは中高生ヲタが量産されるのではなかろうか。
そうなるとラノベにも大きく影響してくるのだ。ラノベの存在はストーリー重視なのか萌え重視なのか……これらは最大の障壁となるであろう。
そういった旋風を巻き起こす先駆け的存在となる作品はまさしく「神のみ」だろう。

【関連サイト】
神のみぞ知るセカイwiki
神のみぞ知るセカイ-wikipedia
公式サイト
ゲームみたいなパッケージ　「神のみぞ知るセカイ」カレー発売（アキバBlog）