[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆基本データ
著者:峰守ひろかず
イラスト:京極しん
出版:電撃文庫
初版:2008年10月10日
ジャンル:放課後不思議物語
◆評価
ストーリー:3
文章:3
キャラ:5
意外性:1
総評:B
その他:最近、これ書いてるイラストレーターの同人誌見つけた(エロース)
◆あらすじ(電撃文庫公式サイトより抜粋)
シリーズ第3弾は・・・・・・イタチさんと温泉旅行!?
「妖怪が出たので助けてくれ」美術部の幽霊部員・穂村からのメールで、雪深い温泉宿へ向かうことになった僕とイタチさん(と、その他の面々)。そこで僕たちを待ち受けていたものとは……!?
イタチさんとの冬休みは、色んな意味でドキドキな事件がいっぱい。パンツ一枚の怪人には襲われるし、イタチさんのニセモノ(!?)が登場するし、稲葉先生は大ピンチだし。
(まあイタチさんがいてくれれば、万事OKなんですが。)
そんなわけで、ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、第14回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作第3弾登場です!!
◆書評
ずば抜けていいのは、キャラクター。安定感を持った、ラノベらしいラノベ。悪いところを上げるのは得意だよ私。だけどね、いいところばかりだと書くことがないのよ。終始ニヤニヤが止まらなくなったのは事実。みんな、いいキャラしてます。ストーリー的には、短編を何作も書いているように思えるが、少しずつ繋がっているのだ。それは、一巻から変わらぬことで、やっぱり特筆無用ね。微妙に、話がムリヤリだったように思えたのは、白澤の話。いきなり、重苦しい始まり方するから肩こるわ。んで、そのままシリアス路線かと思えば、コメディに持ってくのが定石か? 違うのよ、これはずうっとシリアス。それで、なんか心にひっかかりを覚えるストーリーなのかキャラなのか。変に力が入って、空回りしているように見えた。
男性一人称も楽しませてくれた。
ああ。読んだぞ。
次はなにを読もうかな。