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ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫) (2009/05/01) 平城山 工 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:平城山 工
イラスト:とりしも
出版:角川スニーカー文庫
初版:2009/5/1
世界観:現代、学園、東京
主要人物:女子高生、エンジニア
ジャンル1:ギャグ
ジャンル2:コメディ
キーワード:エンジニア、天然少女、チビ娘、無表情クール、京都弁少女、科学、馬鹿学
対象:オタク向け、上級者向け
◆あらすじ(amazonより抜粋)
自称「ごく普通」の女子高生、本瀬ハルミはある日、高専への編入試験を勧められる。安い学費に惹かれて試験を受けにやって来たハルミ。しかしそこ―筑波音女子高専は、恐るべき魔窟だった。常識の通じない変人少女たちが引き起こす騒動と、魔法にしか見えない高等科学の嵐に巻き込まれるハルミだったが―。『魔女が棲む』と噂されるその学校で、少女たちの魔法的な科学遊戯がいま始まる。
◆評価
総評:不快作
総点:17
ストーリー:1
文章:1
キャラ:1
意外性:0
世界観:1
テンポのよさ:2
オリジナリティ:2
ネーミング:2
背景:3
イラスト:4
その他:靴の第11回学園小説大賞「奨励賞」受賞
◆書評
絵師買い。
絵師のとりしもさんは撲殺天使ドクロちゃんの挿絵を担当していた方です。なぜかこの方の絵が俺のハートを射抜いてしまい、すなわち、ファンとなってしまいました。
オビには「2009年は理系少女だ!!」とありますが、2009年度萌えキャラランキング一位はとらドラの逢川大河でしたね。本作にはツンデレキャラが登場しません。ついでに理系少女といった感じではなく、普通の変な女の子程度のキャラクターしか登場しません。
ひとつ言わせていただきたい、作者は文章が下手だと。
最低限の文章作法すら守れていないところもちらほらあります。これに限らずそういった作品は多いのですが、これは悪目立ちしているのでマイナスイメージが大きいです。
改行が異常に多く、文章のつながりも無視しているし、なにより読みにくい。文面から作中ではいったいなにが起きているのか、想像を喚起しにくいと思います。話の展開はよいテンポなのですが、文章の粗悪さがテンポダウンを招いています。
さすが靴です。
内容は……、ごめん、なにが起きているのか分かりませんでした。でもなんとなく、分かることだけ記述します。
学園から危険な物を学外に違法に持ち出している者がいるらしい。その疑惑が主人公たちにかかってしまう。しかし、疑惑を晴らすために調査をしたところ、犯人は校長先生だった。めでたしめでたし。
だいたいあっているとは思いますが、正直、自信はありません。
まったく理系が関係しない物語ってのもオビ的にどうかと思いますが、別に物語で売り出している作品ではないのでしょう。所詮、俺も絵師買いですし。
そんなキャラクターですが、これもまったく萌えがないというか、華がありません。かわいさのかけらもありません。なぜか? キャラ個人個人の書き分けができていないからです。文章の粗悪さにはついては先ほども述べましたけど、会話文さえ誰が喋っているのか分からなくなるという折り紙つきです。描写もまったくできていないため、キャラの魅力を読者に伝えることができていません。
萌豚もブーイングですよ。
絵は悪くはないのですが、ドクロちゃんほどの作家×絵師のタッグプレイが見られなかったことが残念です。とりしもさんは南さんを題材とした四コママンガも描いていますので、どうか小ネタを使ってやってつかぁさい。
さて、この作品は角川スニーカー文庫第11回学園小説大賞で「奨励賞」を受賞をしました。なぜ、この作品が選ばれたのか意味が分かりません。むしろ、あとがきのY氏を受賞させてあげてほしい。
さすが靴です。
絵師買い。
絵師のとりしもさんは撲殺天使ドクロちゃんの挿絵を担当していた方です。なぜかこの方の絵が俺のハートを射抜いてしまい、すなわち、ファンとなってしまいました。
オビには「2009年は理系少女だ!!」とありますが、2009年度萌えキャラランキング一位はとらドラの逢川大河でしたね。本作にはツンデレキャラが登場しません。ついでに理系少女といった感じではなく、普通の変な女の子程度のキャラクターしか登場しません。
ひとつ言わせていただきたい、作者は文章が下手だと。
最低限の文章作法すら守れていないところもちらほらあります。これに限らずそういった作品は多いのですが、これは悪目立ちしているのでマイナスイメージが大きいです。
改行が異常に多く、文章のつながりも無視しているし、なにより読みにくい。文面から作中ではいったいなにが起きているのか、想像を喚起しにくいと思います。話の展開はよいテンポなのですが、文章の粗悪さがテンポダウンを招いています。
さすが靴です。
内容は……、ごめん、なにが起きているのか分かりませんでした。でもなんとなく、分かることだけ記述します。
学園から危険な物を学外に違法に持ち出している者がいるらしい。その疑惑が主人公たちにかかってしまう。しかし、疑惑を晴らすために調査をしたところ、犯人は校長先生だった。めでたしめでたし。
だいたいあっているとは思いますが、正直、自信はありません。
まったく理系が関係しない物語ってのもオビ的にどうかと思いますが、別に物語で売り出している作品ではないのでしょう。所詮、俺も絵師買いですし。
そんなキャラクターですが、これもまったく萌えがないというか、華がありません。かわいさのかけらもありません。なぜか? キャラ個人個人の書き分けができていないからです。文章の粗悪さにはついては先ほども述べましたけど、会話文さえ誰が喋っているのか分からなくなるという折り紙つきです。描写もまったくできていないため、キャラの魅力を読者に伝えることができていません。
萌豚もブーイングですよ。
絵は悪くはないのですが、ドクロちゃんほどの作家×絵師のタッグプレイが見られなかったことが残念です。とりしもさんは南さんを題材とした四コママンガも描いていますので、どうか小ネタを使ってやってつかぁさい。
さて、この作品は角川スニーカー文庫第11回学園小説大賞で「奨励賞」を受賞をしました。なぜ、この作品が選ばれたのか意味が分かりません。むしろ、あとがきのY氏を受賞させてあげてほしい。
さすが靴です。
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