【負けるな】初恋限定。 第9話 「その思い出には満開の」【曽我部】

※ただしイケメンに限る

初恋限定。 2 (ジャンプコミックス) (2008/05/02) 河下 水希 商品詳細を見る

◆あらすじ（公式サイトより抜粋）
シナリオ：國澤真理子　絵コンテ：山川吉樹　演出：橋本敏一　作画監督：佐野恵一
放課後の美術室で、千倉名央は桜の絵を描いていた。そこに訪れた一人のＯＢ、連城由紀人。名央が惹かれ、見つめ続けてきた、美術室に飾られた桜並木の絵――その作者が彼だったのだ。その日から名央は、由紀人の指導を受けながら、絵を一緒に描くことになる。「永遠にこの絵が完成しなければいいのに」いつしかそう願うようになる名央。学期末が迫り、絵の完成も間近となったある日、いつものように名央が美術室に行くと、そこには……。

◆登場人物（wikiより抜粋）
千倉 名央（ちくら なお）
12月30日生まれ。血液型：A。好物はアイスクリーム。
優しく思いやりのある大人しい少女。曽我部弘之に想いを寄せられている。しかし、美術部所属で卒業生の連城由紀人に出会い、惹かれ始める。

曽我部 弘之（そがべ ひろゆき）
妄想の激しい勘違い男。同じクラスの千倉名央に優しくされてから、想いを寄せている。自分に絶対的な自信を持っていたが、連城由紀人の登場によって自信を失ってしまう。

連城 由紀人（れんじょう ゆきと）
名門・開帝高校の3年。雪ノ下中学美術部のOBであり、千倉名央の憧れの絵を描いた張本人。卒業を間近に控えた春休みを利用して同美術部に身を寄せているが、その進路に密かにただならぬ悩みを抱えている。

◆内容説明
下駄箱：曽我部は千倉と一緒に帰ることになる。曽我部から誘う。
下校途中：曽我部は「また明日」という言葉は「また明日も会ったり、喋ってもいいよ」という意味があるのだ。
放課後、美術室：千倉のところへ連城がやってくる。憧れの絵を描いた張本人に出会い、千倉は連城に恋をしてしまう。一緒に描き上げることを約束する。別れ際「また明日」という言葉に喜びを感じる千倉であった。
翌日、美術室：曽我部は千倉が連城を好いていることを知る。
美術室：千倉はずっと一緒に連城の横に自分がいられたらいいと思うようになっていた。
翌日、美術室：連城は生涯をかけて世界中の貧しい人々に絵を贈りたいと言う。連城の夢は千倉のずっと一緒にいたいという想いを裏切るものであった。「大切な人の笑顔を残せる」
下校途中：曽我部と千倉は一緒に帰宅。「また明日」と言われて曽我部は「僕に何が言えるというんだ」と落ち込む。ここで伏線として飛行機の音が鳴る。
翌日、放課後：連城は卒業した。千倉は連城に「進もうとしている未来を尊敬している」と伝える。連城は感動して千倉を抱きしめる。千倉は部室に行かず、逃げ帰る。
翌日、テスト明けの美術室：美術室には連城の姿はない。千倉は連城を待っていた。裏返しになったキャンバスを見つけ、その絵を見ると絵には千倉の笑顔の姿が描かれていた。連城からの連城から千倉宛の手紙があった。その手紙の内容は「この手紙を読む頃、僕は日本にいないでしょう」というものだった。千倉は屋上に走る。
屋上：屋上にいく途中で手紙の内容をリフレインする。屋上で千倉は泣く。空には飛行機雲が伸びていた。手紙の続き「千倉さんに出会えてよかった。将来を決めることができた」
エピローグ：桜は鮮やかだ。ここで「大切な人の笑顔を残せる」と言う一言を思い出す。

◆感想
イケメンすげえ。
そしてお約束の展開がとてもよかった。
曽我部が適当にほったらかしになっているように思ったがそうではないと考える。千倉の恋が叶わないということを曽我部が先に気づいたと言うところだろう。
曽我部と千倉で「また明日」の大切さを知る。テーマというかキーワードが「また明日」なのだろう。
ほれてまうやろ〜、というような展開が目白押し。

初恋限定。は一話一話が短編のようになっているので、物語の参考にもってこいだと思います。