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◆基本データ
著者:水城 正太郎
イラスト:伊藤 宗一
出版:HJ文庫
初版:2008/2/1
ジャンル:ファンタジー、学園、コメディ
◆評価
総評:惜作
総点:51
ストーリー:6
文章:7
キャラ:6
意外性:4
世界観:4
テンポのよさ:6
オリジナリティ:5
ネーミング:5
背景:3
イラスト:5
その他:
◆あらすじ(amazonより抜粋)
内容紹介
<物語>
「将来の職業……魔王」。社会に貢献すべく国家一級魔術師を目指す阿九斗は、『コンスタン魔術学院』編入初日にとんでもない予言をされてしまう。おかげで真面目な同級生の女の子に恨まれるわ、不思議な力を持つ少女に懐かれるわ、女性型人造人間に見張られるわの散々な学園生活を送ることに……。
内容(「BOOK」データベースより)
社会の役に立つために「コンスタン魔術学院」に編入し、国家一級魔術師を目指す紗伊阿九斗。しかしその初日にとんでもない予言をされてしまう。おかげで委員長の女の子に恨まれる、不思議な力を持つ少女に懐かれる、帝国の監視員である女性型人造人間に見張られるなど散々な学園生活を送ることに…。
◆書評
これもまた友人に紹介されて買った本。なにげに初版を買えました。……仙台じゃあまり売れてないのだろうか。
表紙を見て「ああこりゃ萌えノベだわ」と思って避けてきた作品。萌えとかオタクに媚びた作品が嫌いなのでこういうのは避けてきました。そういう偏見があると良作には出会えないものですね。というか、久々の良作。ちょっとは楽しませてもらえました。
ストーリーはどんなものかというと普通のお話。ライトノベルによくあるような展開でした。転校初日からみんなに恐れられ、誤解を解くためになにかしてもみんな裏目に出る、というようなもの。
バトルシーンなどがちらほらありますが、主人公チートなので敵はふるぼっこにされます。
キャラクターたちがみんな幼過ぎる言動でどうも世界観に合いません。それも萌えノベの末路なのでしょうが、コメディ色が強めの作品とは言えどどこかまじめ臭いので世界観も気にしてしまいそうです。読んでる間はあまり気にならないのですが、「なんでこいつはこんなことをするんだ?」となってしまう場面がいくつかありました。
文章は上手でした。主人公と周りのギャップで笑わせる手法が作品の基盤の笑いポイントでしょう。あとは小ネタを少々加えていくという感じです。物語自体で笑わす、という部分はなかったように思います。
けっこうラノベを読み慣れている人ならあまり苦もなく読了できるでしょうが、一般人にとっては読みにくい作品でしょう。
イラスト。口絵一枚目のけーなのアホ毛がプロペラに見えたのは俺だけでしょうか。
続刊がでるのは明らかな閉め方でした。でも俺は続刊を読みたいとは思いませんでした。
著者:水城 正太郎
イラスト:伊藤 宗一
出版:HJ文庫
初版:2008/2/1
ジャンル:ファンタジー、学園、コメディ
◆評価
総評:惜作
総点:51
ストーリー:6
文章:7
キャラ:6
意外性:4
世界観:4
テンポのよさ:6
オリジナリティ:5
ネーミング:5
背景:3
イラスト:5
その他:
◆あらすじ(amazonより抜粋)
内容紹介
<物語>
「将来の職業……魔王」。社会に貢献すべく国家一級魔術師を目指す阿九斗は、『コンスタン魔術学院』編入初日にとんでもない予言をされてしまう。おかげで真面目な同級生の女の子に恨まれるわ、不思議な力を持つ少女に懐かれるわ、女性型人造人間に見張られるわの散々な学園生活を送ることに……。
内容(「BOOK」データベースより)
社会の役に立つために「コンスタン魔術学院」に編入し、国家一級魔術師を目指す紗伊阿九斗。しかしその初日にとんでもない予言をされてしまう。おかげで委員長の女の子に恨まれる、不思議な力を持つ少女に懐かれる、帝国の監視員である女性型人造人間に見張られるなど散々な学園生活を送ることに…。
◆書評
これもまた友人に紹介されて買った本。なにげに初版を買えました。……仙台じゃあまり売れてないのだろうか。
表紙を見て「ああこりゃ萌えノベだわ」と思って避けてきた作品。萌えとかオタクに媚びた作品が嫌いなのでこういうのは避けてきました。そういう偏見があると良作には出会えないものですね。というか、久々の良作。ちょっとは楽しませてもらえました。
ストーリーはどんなものかというと普通のお話。ライトノベルによくあるような展開でした。転校初日からみんなに恐れられ、誤解を解くためになにかしてもみんな裏目に出る、というようなもの。
バトルシーンなどがちらほらありますが、主人公チートなので敵はふるぼっこにされます。
キャラクターたちがみんな幼過ぎる言動でどうも世界観に合いません。それも萌えノベの末路なのでしょうが、コメディ色が強めの作品とは言えどどこかまじめ臭いので世界観も気にしてしまいそうです。読んでる間はあまり気にならないのですが、「なんでこいつはこんなことをするんだ?」となってしまう場面がいくつかありました。
文章は上手でした。主人公と周りのギャップで笑わせる手法が作品の基盤の笑いポイントでしょう。あとは小ネタを少々加えていくという感じです。物語自体で笑わす、という部分はなかったように思います。
けっこうラノベを読み慣れている人ならあまり苦もなく読了できるでしょうが、一般人にとっては読みにくい作品でしょう。
イラスト。口絵一枚目のけーなのアホ毛がプロペラに見えたのは俺だけでしょうか。
続刊がでるのは明らかな閉め方でした。でも俺は続刊を読みたいとは思いませんでした。
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