『C3―シーキューブ 』を読んで

せんべい泥棒ッ!?

C3―シーキューブ (電撃文庫) (2007/09/10) 水瀬 葉月 商品詳細を見る

評価：不快作

■内容紹介　海外の父親から宅配便で突然届いた、超重い謎の黒い立方体。一体何なんだろうと訝る夜知春亮は、なんだか厄介事の気配を感じつつ、ソレを適当に放置した。―その夜。目を覚ました春亮は不審な物音に気付く。もしや泥棒…?緊迫した空気の中、見つけた侵入者は、月明かりに照らされた、幻想的な―「全裸の煎餅泥棒女っ!?」―なのだった…!おかしな出会いから始まる、水瀬葉月の新シリーズ登場。■感想　部分的に“ここが”という...
■水瀬葉月 『C3―シーキューブ』

◆基本データ
著者：水瀬 葉月
イラスト：さそりがため
出版：電撃文庫
初版：2007/9/10
ジャンル：ラブコメ

◆評価
総評：不快作
総点：１６
ストーリー：１
文章：２
キャラ：２
意外性：０
世界観：０
テンポのよさ：２
オリジナリティ：１
ネーミング：１
背景：１
イラスト：６
その他：特になし

◆あらすじ（amazonより抜粋）
内容（「BOOK」データベースより）
海外の父親から宅配便で突然届いた、超重い謎の黒い立方体。一体何なんだろうと訝る夜知春亮は、なんだか厄介事の気配を感じつつ、ソレを適当に放置した。―その夜。目を覚ました春亮は不審な物音に気付く。もしや泥棒…?緊迫した空気の中、見つけた侵入者は、月明かりに照らされた、幻想的な―「全裸の煎餅泥棒女っ!?」―なのだった…!おかしな出会いから始まる、水瀬葉月の新シリーズ登場。

◆書評
普通のラブコメです。
水瀬葉月という作者は前作『魔女式アポカリプス』という厨二病でしかも未完結の作品を書いた作者です。前作既読者の俺としては期待できない作品だろうと思って友人借りました。
結果。面白くない。
予想通り厨二病はそのままだし、たいして面白いラブコメと言えず、ときおりエロいことを挿入して読者の気を引くという形は前作と変わらない。
話としては美少女が転がり込んでくるとたくさんの敵も転がり込んでくるというようなパターンの物語です。単調であり、起承転結の幅が小さくこれといって驚きやわくわく感も感じませんでした。

その点、イラストはかわいくてよろしいですね。
さそりがためさんという絵師さんだそうです。
ぐぐってみてもそれほど有名というわけでもないらしく、こっそり頑張っている様子。

これ、６巻も出てるみたいです。

タイトルの由来は、「Cube」（英：立方体）・「Cursed」（英：呪われた）・「Curious」（英：好奇心旺盛な）のトリプルミーニングである。
(wikiより抜粋)
これさ、ＣＣＣってやってみればＤＤＤのパクリとか言われてたと思います。