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![]() | ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊 (MF文庫J) (2005/03) ヤマグチ ノボル兎塚 エイジ 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:ヤマグチ ノボル
イラスト:兎塚 エイジ
出版:MF文庫J
初版:2005/03
世界観:ファンタジー
主要人物:魔法使い、使い魔、メイド、王女
ジャンル1:ラブコメ
ジャンル2:悲愛
キーワード:王女、セーラー服、惚れ薬、亡霊、約束
対象:中高生向け
◆あらすじ(amazonより抜粋)
異世界ハルケギニアに使い魔として「召喚」された才人は、相変わらずご主人様であるルイズに犬扱いされていた。ある日、ルイズは敵軍を撃退した件で、王女アンリエッタに呼び出される。ルイズが伝説の『虚無』の使い手として知れ渡り、敵に狙われることがないよう、心を砕いてくれる王女。そんな彼女に改めて忠誠を誓うルイズと、ルイズを助けることを約束させられる才人。だが、全てがうまく収まったように見える裏で、アンリエッタは好きだった亡きウェールズ王子を想って沈んでいた。そんな彼女の心につけいるように、敵軍レコン・キスタの策略が動きはじめ…異世界を舞台にしたラブ&ドラマティックストーリー、第4弾。
◆評価
総評:凡作
総点:63
ストーリー:7
文章:6
キャラ:7
意外性:6
世界観:6
テンポのよさ:7
オリジナリティ:6
ネーミング:6
背景:6
イラスト:6
◆書評
表紙から見てもわかるようにアンリエッタの回。と実際そこまでは行かなくともアンリエッタ含め水にまつわる人物たちを描いていきました。
水。
トリステイン王国もまた水の精霊を象徴とする国です。国を巻き込む騒動は偽りの愛により悲しき結末を迎えてしまいます。
死んだはずのウェールズ王子が生きていることに驚くアンリエッタ。ここで読者も意外な事実に驚いたことでしょう。
始まりは伏線で、中身はラブコメです。でも最後にしっかりと伏線を消化しますので安心して読めます。
流れ的には、シエスタにセーラー服プレイ→ルイズが嫉妬→シエスタとサイトを追いかけたルイズが惚れ薬を誤飲→ルイズがサイトに惚れる。
ドタバタラブコメディですな。
この部分は非常に面白く、テンポも良かったです。
ここからルイズの惚れ薬効果を直すためにサイト一行は湖へ向かいます。そこでルイズをもとに戻した後、失踪したアンリエッタを追う。
アンリエッタはウェールズに盲目状態となり、サイト一行に対峙しますが、ルイズの虚無でなんとか二人を止めることに成功し、悲しみの別れとともに物語は幕を閉じます。
とても悲しみの深い物語です。
愛する人が蘇ったら……、そういった話はたくさんあります。でも、やっぱり最後には悲しい別れがついている。そういうのが王道でこのゼロ魔四巻もその形式を踏襲していました。
でも、王道=陳腐ではないことがイイ。
そこに萌えがあり、ラブコメがある。わくわくさせる冒険もあり、読者を飽きさせない。
いろいろな面も書ける作者なんだなあと実感できる一作でした。
イラスト。
表紙のアンリエッタの穿いているガードル。ちょー萌えるw
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
表紙から見てもわかるようにアンリエッタの回。と実際そこまでは行かなくともアンリエッタ含め水にまつわる人物たちを描いていきました。
水。
トリステイン王国もまた水の精霊を象徴とする国です。国を巻き込む騒動は偽りの愛により悲しき結末を迎えてしまいます。
死んだはずのウェールズ王子が生きていることに驚くアンリエッタ。ここで読者も意外な事実に驚いたことでしょう。
始まりは伏線で、中身はラブコメです。でも最後にしっかりと伏線を消化しますので安心して読めます。
流れ的には、シエスタにセーラー服プレイ→ルイズが嫉妬→シエスタとサイトを追いかけたルイズが惚れ薬を誤飲→ルイズがサイトに惚れる。
ドタバタラブコメディですな。
この部分は非常に面白く、テンポも良かったです。
ここからルイズの惚れ薬効果を直すためにサイト一行は湖へ向かいます。そこでルイズをもとに戻した後、失踪したアンリエッタを追う。
アンリエッタはウェールズに盲目状態となり、サイト一行に対峙しますが、ルイズの虚無でなんとか二人を止めることに成功し、悲しみの別れとともに物語は幕を閉じます。
とても悲しみの深い物語です。
愛する人が蘇ったら……、そういった話はたくさんあります。でも、やっぱり最後には悲しい別れがついている。そういうのが王道でこのゼロ魔四巻もその形式を踏襲していました。
でも、王道=陳腐ではないことがイイ。
そこに萌えがあり、ラブコメがある。わくわくさせる冒険もあり、読者を飽きさせない。
いろいろな面も書ける作者なんだなあと実感できる一作でした。
イラスト。
表紙のアンリエッタの穿いているガードル。ちょー萌えるw
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
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