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![]() | ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J) (2005/11) ヤマグチ ノボル兎塚 エイジ 商品詳細を見る |
◆基本データ
著者:ヤマグチ ノボル
イラスト:兎塚 エイジ
出版:MF文庫J
初版:2005/11
世界観:ファンタジー
主要人物:ルイズ、サイト
ジャンル1:ラブコメ
ジャンル2:戦争
キーワード:戦争、力は道具
対象:
◆あらすじ(amazonより抜粋)
才人はある日突然異世界ハルケギニアに『召還』されてしまった高校生。元の世界に戻る方法を探しつつ、美少女魔法使い・ルイズのもとで使い魔として暮らしている。ルイズの通うトリステイン魔法学院は夏休みが終わり、下町でアルバイトしていた才人たちも学校に戻った。だが、アルビオンとの戦いが本格化するのにそなえて、生徒たちは多くが従軍することになり、ルイズは従軍の許可を得るために才人をつれて帰郷する。だが、許しがもらえないどころか、ルイズが身分違いの者に恋していると知った実家は大騒ぎに…。ルイズと才人は、そしてトリステインの明日はどうなる!?大人気の異世界ドラマティックラブコメ、いよいよ新展開。
◆評価
総評:佳作
総点:66
ストーリー:8
文章:7
キャラ:8
意外性:6
世界観:6
テンポのよさ:6
オリジナリティ:7
ネーミング:6
背景:6
イラスト:6
◆書評
今回は特に面白かった。
戦争が始まり、学院の生徒たちも戦争に出兵することとなり、同じくルイズも出兵する許可を貰いに帰郷します。
ルイズの姉、カトレア。ルイズを大人にして丸くしたような感じの人です。ルイズのあこがれの人物で、とても慕っています。ルイズの母はカリンといい、同作者の「烈風の騎士姫」の主人公となります。
前半はルイズとサイトが小舟の上でイチャイチャと……! まあ、寸止めで終わらすところもラブコメらしいですね。
後半から激化する戦争に巻き込まれる学院が舞台となります。コルベールが死んでしまいます。しかも、前巻で登場したアニエスの村を焼いた張本人だということも発覚。だからコルベールは火を戦いではないものに使おうとしていたのですね。そしてアニエスが隊長になったのも村を焼かれたからでした。奇しくも出会ってしまった二人は戦うしかないのですが、コルベールは自分の死を受け入れます。そして、アルビオンからの兵はかつてコルベールの部下だった男で、コルベールに歯向かい目を失っています。なんの因果か集結しまった彼らは戦いを始めます。
コルベールVSメンウヴィル(コルベールの部下だった男)はかなり格好よかったです。ちょっと抜粋。
「情熱はともかく、『火』が司るものが破壊だけでは寂しい。そう思う。二十年間、そう思ってきた」
コルベールは、いつもの声でつぶやいた。
「だが、きみの言うとおりだ」
かつて炎蛇と呼ばれたコルベールの本領を発揮するシーンは鳥肌が立ちましたね。
憎しみは連鎖し、コルベールは死にました。
最後のサイトに送られた手紙がかなりじわじわと感動を誘います。
どうしてここまで熱い展開と感動する一瞬を創りだすのだろうね! この作者は! あとがきでちょっとこの人やばいんじゃなーい? と思わせるようなことを書いていますが、実力は確かです。
実際、普通の人だと思いますよ。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
今回は特に面白かった。
戦争が始まり、学院の生徒たちも戦争に出兵することとなり、同じくルイズも出兵する許可を貰いに帰郷します。
ルイズの姉、カトレア。ルイズを大人にして丸くしたような感じの人です。ルイズのあこがれの人物で、とても慕っています。ルイズの母はカリンといい、同作者の「烈風の騎士姫」の主人公となります。
前半はルイズとサイトが小舟の上でイチャイチャと……! まあ、寸止めで終わらすところもラブコメらしいですね。
後半から激化する戦争に巻き込まれる学院が舞台となります。コルベールが死んでしまいます。しかも、前巻で登場したアニエスの村を焼いた張本人だということも発覚。だからコルベールは火を戦いではないものに使おうとしていたのですね。そしてアニエスが隊長になったのも村を焼かれたからでした。奇しくも出会ってしまった二人は戦うしかないのですが、コルベールは自分の死を受け入れます。そして、アルビオンからの兵はかつてコルベールの部下だった男で、コルベールに歯向かい目を失っています。なんの因果か集結しまった彼らは戦いを始めます。
コルベールVSメンウヴィル(コルベールの部下だった男)はかなり格好よかったです。ちょっと抜粋。
「情熱はともかく、『火』が司るものが破壊だけでは寂しい。そう思う。二十年間、そう思ってきた」
コルベールは、いつもの声でつぶやいた。
「だが、きみの言うとおりだ」
かつて炎蛇と呼ばれたコルベールの本領を発揮するシーンは鳥肌が立ちましたね。
憎しみは連鎖し、コルベールは死にました。
最後のサイトに送られた手紙がかなりじわじわと感動を誘います。
どうしてここまで熱い展開と感動する一瞬を創りだすのだろうね! この作者は! あとがきでちょっとこの人やばいんじゃなーい? と思わせるようなことを書いていますが、実力は確かです。
実際、普通の人だと思いますよ。
▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者
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