ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日

ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日 (MF文庫J) (2005/07/22) 兎塚 エイジ 商品詳細を見る

◆基本データ
著者：ヤマグチ ノボル
イラスト：兎塚 エイジ
出版：MF文庫J
初版：2005/7/22
世界観：ファンタジー、街
主要人物：ルイズ、サイト
ジャンル１：コメディ
ジャンル２：友情
キーワード：短編集、酒場、友情、逃避行
対象：中高生向け

◆あらすじ（amazonより抜粋）
才人はある日突然異世界ハルケギニアに『召還』されてしまった高校生。元の世界に戻る方法を探しつつ、美少女魔法使い・ルイズのもとで使い魔として暮らしている。顔は可愛くても高飛車で意地っ張りなルイズとは、いつからかお互いを意識するようになったものの、すれ違ってばかり。そんな状態で迎えた夏休み、アンリエッタ女王に町の偵察を頼まれた才人とルイズは、下町の酒場で住み込みのアルバイトをはじめる。ルイズはプライドの高さから客を怒らせてばかりだが、店では客からもらうチップを競う「チップレース」が行われることに…(第一話)。今回は夏休みを舞台にした短編集。大人気のキュルケ&タバサの出会い編も収録。

◆評価
総評：凡作
総点：６２
ストーリー：６
文章：６
キャラ：７
意外性：６
世界観：７
テンポのよさ：６
オリジナリティ：７
ネーミング：６
背景：６
イラスト：６
その他：短編集

◆書評
　今回は短編集。
　各話別の感想を残します。

○第一話
　トレビアン。
　スカロンなどはあとからも出てくるので、短編だからと言って見ないのは勿体無い。むしろ短篇集の方が読みやすくていい。
　いいキャラしてる人たちが沢山出てきます。ここは楽しめました。

○第二話
　どうしてお互い共通点のなさそうなタバサとキュルケの仲がいいのか。確かに疑問に思いますよね。それは二人の出会いに答えがありました。
　とても友情が垣間見える回です。信頼しあっています。
　女の子同士の友情って感じより男同士の友情って感じが強いですが、やはり男同士だと友情は出会った瞬間に感じ合うものだと思うんで違うのかなあと（イミガワカラナイ
　友情の貸し借りなんてやったことねえや。

○第三話
　アンリエッタが少しずつサイトに心をひらいていきます。その発端となる話。あとあとかなりストーリーに絡んできますので重要です。
　アルビオンの取引現場を取り押さえる話です。ここでアニエスが新登場します。
　ここは消化試合みたいな感じかなあ。

　あとがきで遊んでんじゃねーよｗ

▼他の巻
ゼロの使い魔
ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン
ゼロの使い魔〈3〉始祖の祈祷書
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊
ゼロの使い魔 (5) トリスタニアの休日
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー)
ゼロの使い魔(7) 銀の降臨祭
ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ)
ゼロの使い魔〈9〉双月の舞踏会
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者