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俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
(2009/08/10)
伏見 つかさ

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◆基本データ
著者:伏見 つかさ
イラスト:かんざきひろ
出版:電撃文庫
初版:2009/8/10
世界観:現代、オタク社会
ジャンル:コメディ

◆あらすじ(amazonより抜粋)
「人生相談、次で最後だから―」妹・桐乃から突然の最後通告をされたものの、あの野郎、肝心の相談内容については何も言ってきやしねえ。一方俺は、あやせの相談にのってやってコスプレ大会に同伴したり、久しぶりに麻奈実を家に呼んだらとんでもねーことになったり、沙織が開いた「ケータイ小説発売記念パーティ」に呼ばれて行ったら、何故か桐乃や黒猫やらがメイドのカッコして出迎えてきたりと騒々しい日々を送っていた。そのうち段々と俺も、あれは聞き間違いだったのかもなぁなんて思い始めていたんだが…。

◆評価
総評:良作
総点:76
ストーリー:7
文章:7
キャラ:8
意外性:8
世界観:7
テンポのよさ:10
オリジナリティ:8
ネーミング:7
背景:7
イラスト:7
その他:物語はこれで一区切り

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
(2009/08/10)
伏見 つかさ

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◆基本データ
著者:伏見 つかさ
イラスト:かんざきひろ
出版:電撃文庫
初版:2009/8/10
世界観:現代、オタク社会
ジャンル:コメディ

◆あらすじ(amazonより抜粋)
「人生相談、次で最後だから―」妹・桐乃から突然の最後通告をされたものの、あの野郎、肝心の相談内容については何も言ってきやしねえ。一方俺は、あやせの相談にのってやってコスプレ大会に同伴したり、久しぶりに麻奈実を家に呼んだらとんでもねーことになったり、沙織が開いた「ケータイ小説発売記念パーティ」に呼ばれて行ったら、何故か桐乃や黒猫やらがメイドのカッコして出迎えてきたりと騒々しい日々を送っていた。そのうち段々と俺も、あれは聞き間違いだったのかもなぁなんて思い始めていたんだが…。

◆評価
総評:良作
総点:76
ストーリー:7
文章:7
キャラ:8
意外性:8
世界観:7
テンポのよさ:10
オリジナリティ:8
ネーミング:7
背景:7
イラスト:7
その他:物語はこれで一区切り

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雪蟷螂 (電撃文庫)雪蟷螂 (電撃文庫)
(2009/02)
紅玉 いづき

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◆基本データ
著者:紅玉 いづき
イラスト:岩城拓郎
出版:電撃文庫
初版:2009/02
世界観:異世界ファンタジー
ジャンル1:恋愛
ジャンル2:戦争

◆あらすじ(amazonより抜粋)
涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を―。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。


◆評価
総評:不作
総点:44
ストーリー:5
文章:6
キャラ:4
意外性:3
世界観:6
テンポのよさ:5
オリジナリティ:4
ネーミング:4
背景:5
イラスト:5

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雪蟷螂 (電撃文庫)雪蟷螂 (電撃文庫)
(2009/02)
紅玉 いづき

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◆基本データ
著者:紅玉 いづき
イラスト:岩城拓郎
出版:電撃文庫
初版:2009/02
世界観:異世界ファンタジー
ジャンル1:恋愛
ジャンル2:戦争

◆あらすじ(amazonより抜粋)
涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を―。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。


◆評価
総評:不作
総点:44
ストーリー:5
文章:6
キャラ:4
意外性:3
世界観:6
テンポのよさ:5
オリジナリティ:4
ネーミング:4
背景:5
イラスト:5

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雪蟷螂 (電撃文庫)雪蟷螂 (電撃文庫)
(2009/02)
紅玉 いづき

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◆基本データ
著者:紅玉 いづき
イラスト:岩城拓郎
出版:電撃文庫
初版:2009/02
世界観:異世界ファンタジー
ジャンル1:恋愛
ジャンル2:戦争

◆あらすじ(amazonより抜粋)
涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を―。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。


◆評価
総評:不作
総点:44
ストーリー:5
文章:6
キャラ:4
意外性:3
世界観:6
テンポのよさ:5
オリジナリティ:4
ネーミング:4
背景:5
イラスト:5

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生きていると悲しい。

生きていることは悲しくない。

――I am alive.

キノの旅〈7〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈7〉the Beautiful World (電撃文庫)
(2003/06)
時雨沢 恵一

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評価:なし

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ロウきゅーぶ! (電撃文庫)ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
(2009/02)
蒼山 サグ

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◆基本データ
著者:蒼山サグ
イラスト:てぃんくる
出版:電撃文庫
初版:2009/03/10
ジャンル:スポーツ

◆評価
ストーリー:3
文章:2
キャラ:0
意外性:0
総評:D
その他:タイトルは『篭球(ろうきゅう)=バスケ』

◆あらすじ(amazonより抜粋)
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って!?「ん?ぱんつなら心配ないよ、ほらっ」「やっぱりっ、でか女なんだわたしっ!」「おにーちゃんの背中が気に入りました」「あの、そ、そろそろご指導の方を―」「いろいろ面白くなってきたわね、ふふ」個性的な少女たち五人の猛烈アピールに振り回されっぱなしながらも、それぞれの想いを守るため昴はついに男を魅せる!小学生の女子だって悩みは多いのです。そんな彼女たちに翻弄されまくっちゃうさわやかローリング・スポコメディ。

◆書評
おっ、小学生か、買うしかないわな。
思い切りキャラに萌えようと思って買った衝撃の小学生5人がヒロインの小説。
んで、買って読み始めて、思ったが、

萌えがねぇぇぇぇ

うん、いやマジで。
萌えじゃなくて、普通にスポーツに向ける切実な熱意が伝わってきた。マンガでいうとメジャーとかそういう眠っていたスポーツ根性に火をつけてくれるそんな作品だった。
タイトルやあらすじで俺は誤算したようだ。
タイトルでロウがカタカナ表記の理由はさておき、きゅーぶ、つまり立方体かなにかが関係しているのかなぁとシーキューブの影響を受けつつ考えていたのだが、まったく関係なかった。はい。タイトルやあらすじはただの客引きだ!

また、細かい演出なんだが、正直無駄。
メイド服とかでるけど、萌えねーぜ。

内容の方に少し触れよう。
主人公はバスケへの情熱を失っていた。その情熱をもう一度、コーチとして湧き上がらせるのが最大の目的らしいよ。方向性としてはこれであってると思う。
ちゃんと物語はできていた。んだけど、主人公の核心に触れるような出来事は起きてないわけよ。主人公が自分で気づいて自己解決しちゃってる感があった。もっと、ドラマがほしいってことやね。

設定の使い方に疑問。もっと笑いをとってもいいと思う。俺だったら、ロリコンを活用させてもらう。オチにももってこいだしな。これはまだまだ続くよー的な終わり方にしてるのが嫌だ。土日の出来事を誰かに見られて、ロリコン呼ばれるオチ。主人公はロリコンと呼ばれるのは嫌であるが、少女たちとの縁は切らないっていうオチ。こういうギャグに織り交ぜて、主人公の決意を示してほしかった。あとはバスケのルールは上手く使えてないように思えた。素人ウマー

イラスト少ない。
エロない。
どうすんの。……なにがって、5・7・5にすると、

ふくらんだ
夢とロマンと
股間です

みたいな。
読む前の妄想だからね? イラストだけならヌけるかもと期待した俺がバカだった。
まあ、電撃のよくある人目を引くモノを一つくらい受賞させる傾向に従ったんだろうね。
その傾向から考えて、いちばん期待していいのは『パララバ』だ。これは伸びる名作だと期待して読みはじめたい。

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アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
(2009/02)
川原 礫

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◆基本データ
著者:川原 礫
イラスト:HIMA
出版:電撃文庫
初版:2009/03/10
ジャンル:仮想現実、アクション、ちょいラブ

◆評価
ストーリー:3
文章:2
キャラ:1
意外性:1
総評:D
その他:挿絵だけで分かるしまぱんの真実

◆あらすじ(amazonより抜粋)
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って“速さ”を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女“黒雪姫”との出会いによって、彼の人生は一変する。少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは“加速世界”の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士“バーストリンカー”となった瞬間だった。ウェブ上でカリスマ的人気を誇る作家が、ついに電撃大賞「大賞」受賞しデビュー!実力派が描く未来系青春エンタテイメント登場。

◆書評
まずはじめに言わせてもらいたい。
幼馴染の挿絵、しまぱんが見えてますよぉぉぉぉッ!

大賞受賞者の川原礫氏はウェブでカリスマ的人気……? いや、俺シラネーヨ。7年近くPCで小説読んだり書いたりしてたけどまったく存じておらんとです。
とまあその辺はどうでもいいわけよ。大賞なんだから、どこかしらすごいんだろうと思ったから買ったわけだし。

はい。どこがすごいの?
過度に期待したのは失敗だった。
普通の心情で読んでれば面白いはずである。ストーリー的にどきどきとまではいかないが、それに似た「俺も加速したい」とか思ってくる箇所は見受けられるのだ。でも地味。

ホント地味。

イジメられてる主人公。なんかイジメとかあってなさそうなほどの心の強さ。あとがきにもあったが、負の方向に全力なんだってよ。全力出せるヤツは少なくともいじめらんねーよ。現在進行形でイジメをテーマにした物語を書いてる俺としてはぬりぃぃぃんだよぉぉぉっ!とエテ吉さんみたいに思うしかない。というか、テーマが違うから張り合っても仕方ないわけだが、同じラノベの土俵にいるわけだしディテールはキモいくらいリアリティを出していきたいね。

で、黒雪姫がなんで主人公なんかを好きになったんだか。俺的に思うが、あれはLOVEじゃなくてLIKEなんじゃないだろうかと疑う。なぜなら、自分より高スコアを出した主人公をすごいと思ったので好きっ手言ってるわけだよ、つまりさ、憧れみたいなもんじゃないのって思うんだけど、これいかに。

文章は書きなれた感じがした。読みやすいからね。読者を意識してくれてると思う。しかし、心に訴えかけるような切実さのある文章がなかった。ぐいぐいと引っ張る文章でもなく、ただただ読むのが楽な文章。ウェブのように読む人が不特定多数だとこういう文章ができるってのは多いと思う。他と変わらない文章ってのは、文句を言われないからね。川上稔氏とかハセガワケイスケ氏とかみてみ?ありゃ、なんか言われるよ。というか、俺が言うよ。だけど、それは個人の瑣末な価値観とか感じ方とかそんな違いでしかないからうかつに言葉に出来ません。俺も詩的な響きのある文章をがんばるところ。三人称だと難しいな。

世界観、設定。これだけ群を抜いてすばらしい。俺は大好きだ。ここに文句はない。矛盾とか見つかんない。

巻末の川上ワールド。なんだか萌えキャラ。どうでもいいナス。

こんなところ。
次巻は4月に出るそうです。ソードアートオンラインは夏に……。仕事速いな。
俺はまだ読んでない、パララバ、ロウきゅーぶ!に期待する。
え、東京ヴァンパイアファイナンス? んなもん、一般小説でやりなさい(←買ったけど、読むけど

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メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)
(2009/03/10)
時雨沢 恵一

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◆基本データ
著者:時雨沢恵一
イラスト:黒星紅白
出版:電撃文庫
初版:2009/03/10
ジャンル:ローファンタジー

◆評価
ストーリー:2
文章:2
キャラ:2
意外性:2
総評:2
その他:ボーイミーツガール続編

◆あらすじ(Amazonより抜粋)
エアコ村の別荘に集まったセロン、メグ、ラリー、ナタリア、ニック、ジェニーの6人。「今夜はカメラを教えておく!ジャージに着替えて集合だ!」「なぜにジャージよ?」「部活動だから」新聞部部長ジェニーの号令の元、カメラの使い方を教わり、それぞれグループに分かれて実際写真を撮ることに。メグとペアになったセロンは、いつもの無表情ながら夢心地で村を回り写真を撮っていく。そして、ある一軒の家の前でメグが写真を撮ると言い出し…。個性豊かな6人による、恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第4巻。

◆書評
メグセロ四巻。
俺も書評投げっぱなしだったから、今までのお話を振り返ってみよう。

主人公のセロンは同級生のメグミカに恋をする。セロンの友人が恋を成就させようと手助けする。そんなときに不審者が現れたらしく、学校の地下に不審者を見つけに行く。不審者は不審者じゃなかったのでエンド。かと思いきや、学校に爆弾を仕掛けたという電話が入り、爆弾探し。爆弾脅迫は悪戯。恋が実る木の話。そんなこんなでセロンとメグは結ばれないまま、だらだらと。

こんなとこである。
んで、それの続編というわけだ。

今回はジェニーの話となるのかねえ。
ジェニーというのは三巻まで読めば分かると思うが、非常に影の薄いキャラで、こいつが俺の嫁とか言われなさそうなタイプの女子だが、

今回は俺の嫁!

でいいです、はい。
だって、過去の写真見せられたら反応せざるおえなかったんだよ。実際、これがあったからこそ、だるだるとした後半を読みきれたのかもしれない。

前半は移動だけで数十ページを終わらせる。長いので飛ばしたくなるが、伏線あるから読んどけ。
中盤はジェニー(幼女)の写真。イヤァァァァァフォォォォォゥゥゥッッ!!
後半はサブタイにあるように連続殺人事件について。
メインは後半だけなので、前半中盤は省いても話は分かると思う。
後半の内容をバラすのは気が引けるしやめておくが、感想だけでも書こうと思う。

ぬりぃぃぃぃんだよぉぉぉぉっ!

連続殺人の犯人がアイツだというのはなんとなく分かった。動機がはっきりしないと思って書かれた動機を見たら、そんなもんで人殺しかよと思った。あと『なつみ☆STEP』思い出して怖かった。
綺麗な話にまとめようとして、逆に気持ち悪く束ねてしまった感が否めない。

惰性に従い、続編も買う予定。

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ラドウィンの冒険 (電撃文庫)ラドウィンの冒険 (電撃文庫)
(2008/12/05)
水藤 朋彦

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◆基本データ
著者:水藤朋彦
イラスト:菊池政治
出版:電撃文庫
初版:2008/12/10
ジャンル:剣と魔法の異世界冒険活劇

◆評価(今回から『0』を基準とする)
ストーリー:1
文章:0
キャラ:0
意外性:2
総評:E
その他:

◆あらすじ(電撃文庫公式サイトより抜粋)
電撃文庫が贈る、正統派ファンタジー!
見習い剣士のラドと精霊のエニルが織りなす、剣と魔法の物語。
 まだ魔法が生活に潤いを与えていた時代。
 少年ラドとセネマは、騎士の試験を受けるために立ち寄ったとある街で、貴族の少女・エニルと出会う。しかし彼女は、なぜかラドだけにしか見ることができず、生まれた記憶すら持っていなかった。
 どうやら精霊であるらしいエニル。彼女の記憶を取り戻すため、ラドは共に旅に出ることを決意する。宿り主を持たない精霊エニルが、消えてしまう前に……。

◆書評
いまどき、まっすぐな異世界ファンタジーとは珍しい。いいね。
……なんとも言えないのだよ、コレ。正統派、まあつまり王道ってわけだけど普通過ぎて面白くない。つまらないわけじゃないけど、もっと読者に向けてフックがほしいところ。面白みに欠ける。
微妙に意外性というのはあった。とはいってもありきたりなものなので仕方ない。
ネタバレ注意

エニルは王女の心のひとつ。わがままな心が抜け出して精霊(のようなもの)になった存在。ちなみに仲間のセネマは実は女性である。エニルと一緒に水浴びをするというか服を脱ぐと言うシーンがある。

ネタバレ終わり。
キャラクターも活き活きとした感じがしなかった。
これといったところもなく、苦もなく楽もなく読めるのだけは評価対象だろうか。

 

ぼろっちぃブックオフに伝説の『星虫』があった!
絶版となったソノラマ文庫の小説である。手に入れるのは密林とか使うしかないかなとか思ってたら何気に105円でおいてあったので買い〜♪
早速読み始めている。

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◆基本データ
著者:壁井ユカコ
イラスト:田上俊介
出版:電撃文庫
初版:2003/02/25
ジャンル:異世界ファンタジー、退廃系

◆評価
ストーリー:5
文章:4
キャラ:4+
意外性:3
総評:A
その他:

◆あらすじ(電撃屋より抜粋)
孤独な少女が出逢った男は<不死人>だった。

キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見えることから、神の存在や教義に疑問を抱いており、学校でも孤立していた。
冬の長期休暇の初日、キーリは旅の<不死人>の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と知りあう。不死人は戦争で量産された不老不死の兵士であり、現在は教会に追われる身。自分と同じく霊が見える人間にはじめて出会ったキーリは、彼らの旅についていく事に……。鉄道旅行を続ける中、様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がしていた。
――旅の終わりは思いのほか早く訪れる――。ハーヴェイが教会の<不死人狩り>に捕まってしまい、キーリは寄宿舎に帰されてしまったのだ。孤独な日常に戻ったキーリ。しかし、彼女の長くて短い休暇は、終わったわけではなかった……!?

圧倒的なキャラクターの魅力と、お話の面白さで読み手を引き込み離さない超力作。
第9回 電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞作品ついに登場!
イラストは、同じ第9回 電撃ゲームイラスト大賞<大賞>受賞者・田上俊介が担当。

◆書評
言わずと知れた壁井ユカコ氏のデビュー作だ。
始まりの一文を読んで、この小説は面白いっていう感覚がビビビって脳に焼きついた。
ヒロインのキーリの周りには幽霊がいる。幽霊と友人だ。その友人はきれいなツンデレ美少女かなあって私は想像していたのだけれど、彼女が死んだ原因を語る部分でかなりグロい想像をしてしまった。いまでもゾクリとくる。これが身の毛もよだつ、というのだろう。
キーリは幽霊に囲まれているから一人じゃない、ということでもない。幽霊は勝手に消えていく。キーリはおいていかれる存在なのだ。悲しいね。それでも彼女は気丈で、大人びている。14歳にはとても見えない。まあ、世界観からしてそれがごくごく普通のことなのだろうけれども。
ハーヴェイとの出会い。死んでるような青年。おっと、青年は死んでたんだっけ。ん? 死んでたけどよみがえったのか。
なぜ私がキャラクターに4+の高得点をささげているか、というとやはり兵長というキャラに好感を持ったからかもしれない。また兵長も死者だ。いまではラジオに取り憑いてどこかの国のロックミュージックを運んでくる。口の悪さが玉に瑕だが、温厚篤実っていうか実際にいてくれたらいいのになって思った。
キーリに少しずつ心を開いていくハーヴェイも自然な感じがしてよかった。それを打ち砕いてしまう展開は予測できたのだが、読書中の私はそんなことも忘れて読み耽ってしまったのだ。物語に引き込まれるというか、飲み込まれた。
しかし、なぜ5にしないのかというと、キーリという主人公に疎遠な印象を受けたからだろう。なんか、ちょっとできすぎている感が拭い去れなかった。
ストーリーは最近(私の最近はどこからどこまではっきりしないけど)読んだ中で一番のできじゃあないかと思う。続刊もあるらしいので、古本屋で買ってこようと考えている。
スチームパンク、そう著者の壁井氏はあとがきで言っていた。その手のジャンルは好きだ。もう個人の趣味の話になるのでこれくらいにしておくが、哀愁漂うレトロワールドは心のどこかにある前世の記憶を揺さぶってんだろうかね?

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◆基本データ
著者:沖田雅
イラスト:日柳こより
出版:電撃文庫
初版:2004/02/25
ジャンル:SF、ラブコメ

◆評価
ストーリー:3
文章:3(途中、かぎかっこ閉じがなくなっているところがあった。まさか伏線か!?)
キャラ:4
意外性:3
総評:B
その他:

◆あらすじ(電撃屋より抜粋)
第10回 電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞作
宇宙人もビックリの脱力ラブコメディ!?

12月24日、聖なる夜。
にもかかわらず、先輩とぼくは寒空のもとUFOウォッチングに励んでいました。
先輩は凰林高校一番の変人で、一番の美少女で、そして一番のぼくの好きな人なわけで。
だから、こんなシチュエーションでもぼくはとっても幸せでした。
そう、そのとき! いきなり宇宙人に誘拐されてしまったぼく達だったのです!
いい加減な宇宙人に解剖されたぼく達は脳みそが入れ替わってしまい、もう大変。
かくして「先輩がぼくでぼくが先輩で」が成立してしまい──!?

◆書評
読んでて楽しい。買って得した。
入れ替わり、というのが一番大きなポイントだ。主人公はじめはヒロインつばさ先輩のことが好きで簡単に好きだと言葉にする。なんか、入れ替わりってもっとえっちくしたいよね……あ、私だけか(自重)
つまり、そんなにエロくない。脱力系のゆるゆるした空気、笑いに感化されてしまう。小ネタに吹いたりする。
だが、続刊を買おうと言う気になれなかったのはわくわくする気分が薄れてしまうからかもしれない。読んでいる最中にぐだぐだしてきたように思うこともあった。眠くなる。
zzzzz。。。

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